今年は、あまり着物を着られずにいます。
今日は、気分的に少しゆとりができたので、
ちょっと着ました。
着る前のコーディネートを考える時間と
布を一枚一枚かさねていく時間は、
いいもんです。
そして、ある事を試してみました。
二階堂ふみさんが表紙になった「美しいキモノ」とYouTubeで、
有名な着付け講師の方が公開されている長襦袢の着方です。
バイセルさんの催事で、その先生が長襦袢を実際に着て
見せてくださるデモンストレーションも拝見しました。
おっしゃっていることには一貫性があり、
とても納得のいくものでした。
以下の素材を順番にかさねてみました。
- 本麻手もみ楊柳きものスリップ(麻100%)
- トスコ麻長襦袢(ポリエステル60% 麻40%)
- 小千谷縮(麻100%)
とても着やすくキレイに着られたと思います。
いつも、長襦袢に付けている衣紋抜きに紐を通して着ていたのですが、
通さなくても良いように思います。
また、衿合わせの交差点が体の中心からズレがちで、
半衿の重なり部分がきれいな◇にならなかったのですが、
その点も上手くいきました。
その先生が提唱しておられる長襦袢の着方は、
その下の下着からすでに始まっているようです。
今回は、麻素材ばかりをかさねたので、
別の機会に素材を変えて試してみたいと思います。