3月1日に向けて練習しているところです。
いつも練習に使っている振袖が無いので総絞りの振袖です。
いつものやつは、
ダメージが限界になったのでお直し中。
袴紐
今回も袴紐は絶対にほどけないリボンを結びます。
今のところ公開する予定はありませんが、
見ただけで結び方を解読される方がおられるかも知れませんね。
一番大事なのは、絶対に着くずれないこと。
これにつきます。
袴の生地によっては滑りやすく、結んでから危ういものがあります。
そんな時でも安心して結べるやり方です。
自分で言うのもなんですが、
実践向きでよく出来ていると思います。
それに比べ、
以前YouTubeにアップしたダブルリボン。
今思えば、あれはアカンです。全く実践には向きません。
しかし、創作としては残しておいてもいいかなと思います。
もし実践に取り入られる方は、自己責任でお願いいたします。
後ろ姿
昨年までは、こんもりとなるように意識していました。
それが正解だと思っていました。
それでも半巾帯の厚みや素材によって、
こんもりとなったりならなかったり。
最近は、なだらかにするのがトレンドなのかなと思っています。
というか、やっと気がついたというのが本当のところです。
学んだことに固執してしまいがちな私の頭ですが、
脳みそを柔らかく保つのは、年齢を重ねるごとに難しくなってまいりました。
新しいものを取り入れ学んでいくことは、いくつになっても大切ですが、
そのことに興味が薄れ億劫にさえ感じてしまうことも正直あります。
とは言っても、着付けに携わっている以上
トレンドを追わないわけにはいきません。
福井洋子先生のオンラインサロンで学びながら、
半巾帯の結び方をあれこれ試している最中です。
見えないところも美しく
前前回まで、着物はバルーンで着せていました。
裾を内側でウエストまで引き上げるため、
一番下の裾となる部分が膨らみを持ちます。
また、上前と下前の重なり部分がさらに膨らみます。
トイレの後でその部分をキレイに直せるのだろうか
と思いながら、いつも着付けをしていました。
モヤモヤしていたところ、これについても
オンラインサロン内にありましたので取り入れました。
現在は、おはしょり無しで着付けています。
なので、袴の両脇はスッキリとして美しいです。
バルーン着付けの問題点も解消されてトイレの後もスムーズです。
ほとんど隠れていて見えにくいところですが、
見えないところを疎かにすれば全体に波及すると私は思っています。
過去の着付け
2019年3月この時は、まだ上記のようなことは全く分かっていませんでした。
とにかく着くずれないようにとそれだけで精一杯でした。
着付けのバランスは良いと思います。