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当たり前に動ける事のありがたさ

2021年7月が半分過ぎた頃。

足の打撲がこんな大ごとになるとは
思ってもいませんでした。

少し慌てていて左足のスネを
木製の角にぶつけてしまいました。

しばらく動けなくて、骨折したんじゃないかと
思うほどの痛さでした。
青アザが足首まで広がりましたが、痛みもしだいに消えて数日で治るだろうと思っていました。

目次

気付かされたこと

ケガをして気付かされたことがあります。
それは、下半身の冷えは足腰の老化を早め、
ケガを呼ぶということ。
また、年齢を重ねるほどに足腰のケアと
トレーニングが大事だということ。

自然に治るだろうと
タカをくくって2週間ほどたった頃、
右側の腰と足の付け根と膝が痛み出し、
とくに膝の腫れがひどくなりました。
階段を降りたり膝をつく動作が
できなくなってしまったのです。

どうしてこんな事になってしまったんだろうと
急に心配になり、
もしかして変形性膝関節症なんじゃないかと疑ってみたり。

最も心配だったのは、成人式当日とその日に向けた着付けの練習が
できなくなってしまうんじゃないか、ということでした。
立ったりしゃがんだり膝をつく動作を
しなければならないからです。

どうせ、整形外科に行っても痛み止めを処方されて終わりなので、鍼灸整骨院に駆け込みました。
初診では、治しがいがあるほどの重症だと言われ、鍼治療と併せて治療していくということや
セルフケアのアドバイスもしてもらいました。

院長先生いわく、「人間の体って、強く押されても何も問題がなければ痛くないんですよ。
加減してくださったのですが、
耐えがたい拷問のようでした 笑。

こんな風になって、普通に歩けることや
日常の何でもない動作が
当たり前にできることの
ありがたさが初めて分かりました。
それまでは、自分の足腰は子供の頃から丈夫で、今現在も変わらずそうであると思い込んでいました。
少々の痛みなら自然に治るし、足腰が痛いなんて私の辞書には無いぐらいに思っていたから。
運動は皆無なのに、根拠のない自信だけはありました。完全にナメていましたね。

そして、体の右側が打撲した左足をかばっていたことに、やっと気付くという有り様。
知らない間に、右側にばかり負担がかかっていたんですね。

冷えと老化

とくに、立ち仕事をしていると
足腰を痛めやすいと思います。
立ち仕事でも歩くことができるなら
まだましです。

最も辛いのは、一歩も動かず
そこに立ちっぱなしの仕事。
そんな仕事を、1日8時間×1年間と
1日4時間×1年間していたことがあります。

それこそ、拷問です。

足腰を痛めてからは、早く確実に治したかったので座る仕事に変えてもらいました。

このようになってしまったのは、
下半身が夏でも常に冷えていることに加え、
長年の立ち仕事による下半身の血行不良と
運動不足も原因なのだろうと思っています。
その間何もせず、ケアを怠ってきたというか
ケアするという発想も無かったし、
ケアしなければならないことも
全く知らなかったのです。

あとから紹介する著書には、
足から老化が始まると書かれています。

私は、知らない間に
老化が進んでしまったようです。
なのに、私の辞書には
足腰が痛いなんて無いとか、
運動しないくせに根拠のない自信はあるとか、
ナメたことを堂々とよく言ったものだと
自分でもあきれます。

できる事をする

まずは治療に専念していくわけですが、
鍼灸整骨院さんに丸投げするのではなく、
自分でできることはやろうとヴェレダのアルニカマッサージオイルを取り入れてみました。

アスリートの方々にも利用されているそうで、
お風呂のあとや仕事の前に患部に使用しました。
マッサージのあとすぐベッドに入ると
天然ハーブの香りがほんのりと心地よくて
入眠しやすいです。

それ以外にも、患部に良さそうだと思える
ヒアルロン酸などのサプリメントを飲んだり、
水も1日2L飲むようにしました。

施術後は、とくに
水をよく飲んで下さいと言われます。
血行が良くなっているので、疲労物質などの
老廃物を体外へ出しやすくするため
です。
あとは、先生に言われたことをよく守り
よく食べてよく寝ました^^

大腰筋を鍛えなさい

治療期間中に読んだ本です。
足腰を鍛えるにはウォーキングと
筋力トレーニングの両方が必要であり、
ウォーキングだけでは筋力はつかないことを
教えてくれています。

人は、筋肉量の減少によって足から老化する。
それこそが、体の疲れが抜けない原因だと
著者は書いています。

自分の体をほったらかし
足腰のことをナメてきた私には
腑に落ちることばかりで、
反省しながら読み終えたのでした。

ということで

この記事に目をとめてくださった皆さまも、
これをを反面教師として
くれぐれも気をつけて
お過ごしくださいね、というハナシでした。

おかでさまで成人式までに
ほぼ回復し、
現在はいつも通りの
生活を送っております。

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